「くすぐり小説」と「くすぐりSS」の違いって何?

「くすぐり小説」と「くすぐりSS」の違いって何?
この記事の所要時間: 29

ネット上には、くすぐり小説くすぐりSSという2種類のコンテンツがあります。これらの違いは何でしょうか? 創作者の立場になった時、どちらで呼べば良いのかをご説明します。

結論から言ってしまうと、台本形式でないかぎりは、これらの違いについて慎重に考える必要はありません

本来、SSとは小説の一部だった

SSという言葉そのものの由来は、以下の2種類があります。どちらにおいても言えることは、SSとは単に小説の一部だと捉えられるということです。

サイドストーリー
二次創作小説を指します。

ショートストーリー
短い小説のことを指します。特に文字数の定義はありません。くすぐりSSと呼ぶ場合は、こちらのニュアンスを含むことが多いようです。

しかし、実際の使われ方は言葉の由来とは大きく違う

現在のSSという言葉の使われ方は、上記とはだいぶかけ離れています。明確な線引きはありませんが、おもに以下のようなケースで使われます。

「小説」と呼ぶに値しないと思っている
創作者自身が謙遜する時に、あえてSSと呼ぶことが稀にあります。ただし、何もそう呼ぶマナーなどありませんし、けっして「小説」をへりくだって言えば「SS」になるというわけでもありません。

描写の仕方が違う
台本形式と呼ばれる書き方をする場合に、SSと呼ばれることが多々あります。これは以下のように地の文を使わず、キャラ名と台詞、効果音だけで物語を完結させる書き方です。

キャラ名1「台詞1」効果音1

キャラ名2「台詞2」効果音2

キャラ名3「台詞3」効果音3

「台本形式は小説ではない」とする意見があることから、SSと呼ばれるようになったと考えられます。
(この意見は各所で議論が巻き起こる、とてもデリケートな内容です)

くすぐり作品を書く時は、台本形式の時だけ気を付ければ良い

まとめると、本来SSとは小説の一部であり、ごく簡単な意味でしかありませんでした。しかし、その後に意味が広がり、やがて2つの言葉を切り離して考えるようになりました。

自分がくすぐり作品を書いた時、どちらで呼べば良いのか?

厳密に言えば、だいたいはどちらでも間違いではありません。ただし、郷に入っては郷に従えという言葉があるとおり、現在の使い方に合わせたほうがトラブルを起こさずに済みそうです。

特に台本形式で書いた時に小説と呼ぶと批判されることがあるため、この時にかぎってはSSという呼び方にしたほうが無難でしょう。