(サンプル)2品目 温かい湯と快楽に浸かって

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彼女が”初体験”を迎えてから7日後の昼

<実りと平和の村メロウ 宿屋>

宿屋の女将「おや、フィオちゃん。いらっしゃい」

フィオ「こんにちは。一泊良いですか?」

女将「もちろんだとも。いつものボロ部屋で済まないがね」

フィオ「そんなことないですよ。いつも助かってます」ニコッ

女将「宿帳に書くから待っといておくれ」ペラッ

フィオ「はい」

 

女将「えーと。……何だい、この前泊まってから7日しか経ってないじゃないか。ギルドの仕事かい? こんな頻繁に?」

フィオ「えっと、その、用事があって……」ギクッ

女将「ん?」ジッ

フィオ「はは……」ソワッ

女将「…………」ジー

フィオ「ははは……」ソワソワ

女将「……ははーん」ピーン

フィオ「な、何ですか」ギクギクッ

 

女将「……”買った”んだろう?」ボソッ

フィオ「う゛っ!!?」ビクーン

女将「っはは! 賢者様のところに行くのかい、どうりで挙動不審なわけだ」

フィオ「ぅ、うぅ……」カァッ

女将「甘いねぇ、フィオちゃん」フッ

 

フィオ「と、ところで、『賢者様』って?」

女将「あぁ、この村のもんが賢者様と呼ぶのは1人だけだよ。あの店、『あかりや』の主であるユウ様さ」

フィオ「店主さん、そんなに有名な方なんですか?」

女将「村にとってはね。病人が出た時はいつも診てもらってるし、金の寄付もしてもらってる。私が生まれた時にはとっくに、数え切れないほど世話になってるさ」

フィオ「そんなの、全然知らなかったですよ。ここにはよく来てるのに」

女将「そりゃそうさ。村の大人たちで決めてんだ、『明らかに黒でなければ話さない』って。あんな商売をなさってんだからな」

フィオ「黒……」ゲンナリ

女将「そうか~、フィオちゃんもついにかぁ~。嬉しいような~、悲しいようなぁ~」ヒヒヒッ

フィオ「や、やめてくださいよぉ……っ!」マッカッカ

 

女将「それはそうと、フィオちゃん」キリッ

フィオ「は、はいっ!」ビクッ

女将「…………」ゴソゴソ

フィオ「……?」ドキドキ

女将「お使いを頼むよ。エミィちゃんに『いつもの』っつっといて。こっちは代金、こっちはフィオちゃんの報酬」チャリンチャリーン

フィオ「は?」キョトン

女将「あたしの分も買ってきてって言ってんだよ! 言わせんな恥ずかしい!」バシィッ

フィオ「ぁ痛っ! つ、使うんですかっ!?」

女将「あたしだってまだ24歳、いろいろ楽しみたい年頃なのに独り身なんだ。それぐらい許してくれたって良いだろう? それに、あそこの商品の味を知っちまったら、もう戻れないねぇ」ウットリ

フィオ「は、はは……」

フィオ(否定できない……っ)カァッ

 

女将「これから覚悟すると良いよ? 共犯者は村の行く先々でお使いを頼まれるからね」ニヤァ

フィオ「共犯者……ぅぅ……」

女将「なーに、大丈夫さ。女の子にお使いを頼んで良いのは女衆だけ。これも村の決め事さ」

フィオ「はい……」

女将「ほれっ、部屋の鍵。気をつけて行ってきなよっ!」

フィオ「は、はいっ。行ってきます!」

タッタッタッ…

 

女将「…………」

女将「……そっかぁ、フィオちゃんも大人になったんだねぇ」シミジミ

あかりやの客と出会い。捉え所のない女性の名はミルミネと言った

<そよ風吹く草原の店 あかりや>

エミアス「いらっしゃいませーっ!!!」ゴォッ

フィオ(相変わらず凄い声……)

エミアス「あら、フィオちゃん。いらっしゃーい」

フィオ「こ、こんにちは」

 

エミアス「ねぇねぇ、見てよフィオちゃん。このシスター服、良くない? 裾は長く、スリットもあえて入れない! だけどボディラインはちょっと出す、胸とお尻を重点的に! 極限まで露出抑えたからこそにじみ出るエロスっ! はだけた時のカタルシスっ!」スルスルッ

フィオ「はだけてます。エミィさん、自分ではだけてます」

エミアス「聖職者が性職者になっちゃうシチュエーションって背徳感たっぷりで最高よねっ! 『あぁ……、いけませんっ。私は主に全てを捧げた身。こんなことをしては……っ!』って!!」

フィオ「バチが当たりますよ……」ハァ

フィオ(この早口も相変わらず……)

フィオ(というか、この前はメイドさんの服だったような気が……)

 

エミアス「で、で、でー?」ズィッ

フィオ「な、何です?」

エミアス「うふふふふ」ズズィッ

フィオ「近い、近いですっ」タジッ

エミアス「…………」ニンマリ

フィオ「……?」タジタジ

エミアス「……今日はどんなのが欲しいのかなー?」ポソッ

フィオ「う゛っ!!」ギクゥッ

 

エミアス「あれぇ? それとも『リセット』しに来たのかなぁー? 今までの体験をキレーにさっぱり消しちゃうー?」ニヤニヤ

フィオ「そ、そうかもしれないですよ……っ?」

エミアス「あっらぁ……。フィオちゃん、淫魔舐めてる? あなたから芳しい女の子の匂いがしていること、私に分からないと思って?」ニヤニヤニヤニヤ

フィオ「ぅぅ、うぅぅぅぅーー……っ!」タジタジッ

フィオ(エミィさん、何だか遠慮がないーっ!)

 

ガチャッ

女性「ちぃーっす、やってるぅー?」カランカラーン

エミアス「ミーちゃん! いらっしゃーいっ!!」

女性「エッちゃん、おっすおっす!」

フィオ(た、助かったっ!)ホッ

 

女性「お? そこの子は見たことないね。新顔さん?」

エミアス「そーなのっ、フィオちゃんって言うの」

女性「いーねー、かわいーねー!」ナデナデ

フィオ「あっ、えっと」オロオロ

ミルミネ「あぁ、ごめんごめん。私、ミルミネって言うの。よろしくねー」

フィオ「よ、よろしくお願いします」

 

フィオは挨拶しながらミルミネを見つめる。

目は少し垂れていて、その中は翡翠色の瞳。髪は土色で背中までウェーブを描いている。

露出の多い服に包まれた女性的な身体つきは、まだ未熟なフィオにとって羨ましい。

その雰囲気は優しい。だけど、どこか捉え所がなかった。

 

ミルミネ「で、で、でー?」ズィッ

フィオ「ぇ、えっ?」

フィオ(何だかデジャブ……)

 

ミルミネ「フィオちゃんはどんな道具が好きなのかなー?」ニンマリ

フィオ「うっ!!?」ギックゥッ

ミルミネ「ちょっと、ステータス見せてよぉー。おすすめ教えちゃうよー?」ジリジリ

フィオ「スっ!!? その、えっと、それは……っ!!」

フィオ(あんな恥ずかしいもの、絶対に見せられないっ!!?)

 

ミルミネ「いーじゃーん。ねー、エッちゃん」ネー

エミアス「減るもんじゃないし。ねー、ミッちゃん」ネー

フィオ(この2人、似たもの同士だーっ!?)

ミルミネ・エミアス「ねー」ジリジリ

フィオ「ひぃぃぃっ!!?」ガクガクガク

 

店主「プライバシーを守れ、プライバシーを」ドゴォッ

エミアス「ぁ゛痛ぁっ!!? かどがぁっ! 本の角がぁーーっ!!?」ゴロゴロ

ミルミネ「え、エッちゃーーんっ!!」

店主「まったく……。フィオさん、すみませんね。ウチのバカが」ハァ

フィオ(きゅ、救世主……っ!!)ウルッ

 

ミルミネ「ユーちゃん。やっほー」フリフリ

店主「ミルミネさんも、いっしょになって悪ふざけしないでくださいよ」

ミルミネ「ごめーんねっ」テヘッ

エミアス「おぉぉ……」ズキズキ

 

店主「フィオさん、いらっしゃいませ。今日のお求めは?」

フィオ「あ、えっと、その……」

店主「…………」ジーッ

フィオ「…………」モジモジ

フィオ「その、何か、おすすめはないかな……って」カァッ

店主「そうですか」ホッ

 

ミルミネ「ユーちゃん、すっごい嬉しそう」

エミアス「マスター、いっつもこうよ。2回めだと『ステータス消して』っていう子も多いからぁ」

ミルミネ「あー、なーるっ」

店主「2人とも、うるさい」カァッ

フィオ「はは……」

店主いわく、その魔道具は『風呂』だった

店主「ったく……。おすすめというか、先日、新しく開発したのがあるんですけど。見てみます?」

ミルミネ「買うっ!」バッ

店主「フィオさんに言ったんですが。まぁ良いか」

 

店主「これです」ゴトッ

ミルミネ「……まー、分かってたけど、魔導石見るだけじゃ何が何だかって感じね」

店主「お風呂です。個人用のね」

フィオ「お風呂……?」

 

店主「2人って、お風呂は公衆浴場に行ってますよね?」

ミルミネ「そりゃねー」

フィオ「お金持ちになったら、お風呂があるお家に住みたいですねー」キラキラ

店主「うん。この国ではそれが普通です。家に浴室があるのは貴族位か、有力な商人か、それらと同等の地位を持つ人だけだ」

店主「というわけで作ったのがこれ、家で使えるお風呂代わり。温かいスライムが身体の汚れをくまなく落としてくれる。もちろん、『そういうこと』付きでね」

フィオ(『そういうこと』……)カァッ

店主「まぁ、独りソープランドみたいなものかな」

ミルミネ「そー、ぷらど?」

店主「こっちの話。まぁ何にせよ、石鹸を塗られた後って、かなりキくらしいですよ?」

フィオ「っ……」マッカッカ

フィオ(石鹸、キく。ぬるぬるだもんね……)

 

ミルミネ「じゃー、私これ買いまーす! それと、これとこれとこれとこれと、これとこれとこれとこれも」ヒョイヒョイッ

店主「相変わらず、思い切りが良いですね」

エミアス「はいはい、はーい。それじゃ……銀貨9枚、銅貨5枚ねー」エーット

ミルミネ「フッ……。釣りは要らねぇ、取っときな」チャリチャリン

店主「はい。ちょうどですね。ありがとうございます」

フィオ(石鹸、足の裏に塗られて、ぬるぬる、ヌルヌル……)マッカッカ

 

ミルミネ「よしっ! それじゃユーちゃん、エッちゃんまたねー!」

エミアス「ばいばーい!」

店主「またのお越しを」

ミルミネ「フィオちゃんもじゃーねー!」

フィオ「は、はいっ!」ハッ

 

店主「相変わらず、元気な人だ」フゥ

フィオ「よく来る方なんですか?」

店主「あぁ、頻繁にね。あぁやって、数日分まとめて買うんです。それで、いつもエミィと絡んで面倒くさい」

エミアス「てへっ」

フィオ「はは……」

フィオ(ミルミネさん、いくつ買ってったんだろう……)

 

店主「さて、フィオさんに合う商品を探しましょうか」

フィオ「は、はいっ。よろしくお願いします! それと、メロウ村の宿屋の女将さんからなんですけど……」

店主「あぁ、あの人からか。エミィ、いつもの出しといて」

エミアス「かっしこまりましたー! フィオちゃん、後でステータス見せてね」

フィオ「いっ、嫌ですっ!」

――――
――

その夜、ミルミネのひとりあそびが始まる

<人集う王都 とある家>

ミルミネは自宅に帰るや否や、革袋を放り込んでベットに飛び込んだ。

「はぁー、買った買ったーっ」

楽しい買い物だった。いつものお気に入りだけでなく、新しい商品も買えた。

フィオという少女にも出会った。

彼女もあかりやの客だ。あんなに若くて可愛い子が、全身をくすぐられて気持ち良くなってしまうのだと言うのだ。

別に同性愛の気はない。それでも、彼女の痴態を想像したら、嫌でも昂ぶってしまう。

 

「……さっそくっ」

ミルミネは喉をゴクリと鳴らすと、革袋から2つの魔導石を取り出した。

どちらも、あの店あかりやで買ったもの。

1つ目は防振結界。魔導石に空いた穴に指を差し込んで回すと、周囲の空気の流れが変わった。

これで、どれだけ笑い悶えようが、声が外に漏れることはない。

 

「さて、と」

もう1つの魔導石は、こぶし2つ分ぐらいの大きさ。真ん中がスプーンでくり抜いたように窪んでいた。

「たしか、こうするんだっけ」

ミルミネは革でできた水筒を取り出す。そして、中に入っていた水を魔導石の窪みの中に注いだ。

 

ブク、ブクブクブクブク。

「お、お、おーー……!」

魔導石が光り、窪みに注いだ水が魔導石から布団の上に溢れだす。

しかし、布団や床を濡らすことはなかった。まるで意志があるように、重力を無視するように、グネグネと蠢きながら”かさ”を増してゆく。その見た目は、紛れもなく魔物のスライムだ。

「水はコップ1杯も入れてない。後は魔素で補ってる? たしかに、元が魔素なら布を濡らさないこともできる。でも、どうやって? 水流操作ならまだしも、水の擬似生成なんて。元が魔素ならどうせ飲料水にはなり得ないもの、研究しているところなんて……」

ミルミネはブツブツと呟きながら思考を巡らせる。

彼女は魔術について”多少”の心得があった。だけどあの店主が作ったものは次元が違う。

どういう仕組みで動いているのか? 人族最大の国力を誇る王国の宮廷魔術師ですら、欠片も理解できまい。

 

そこで、ミルミネの思考は止まった。

「おっ」

人1人がすっぽり入れる大きさにまで膨らんだスライムが、ほんのり湯気を発していた。

試しに、人差し指で軽く触ってみる。

「なるほどぉ。ちょっとぬるめってワケねー」

“これからすること”を考えれば都合が良い、人肌と同じぐらいの温度だった。

 

ミルミネは服を脱ぐ。大きな胸、ていねいに整えた秘部があらわになった。

「それじゃ、いってみよー」

口調は相変わらず軽い。しかし、その声音は熱い。

彼女は、布団の上でうごめく温かなスライムに寄り掛かる。

 

ズブリ、ズブリ。

身体が、ゆっくりとスライムに取り込まれていった。

 

(続きはしばらくお待ちください)

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