【レポート】編集部がくすぐり小説を書いてみた

この記事の所要時間: 813

今までくすぐり小説を書いたことがない人が、実際に書いてみました。

これから、初めてくすぐり小説を書く方に向けてのヒントになれば幸いと、実際の作業工程やその他の覚え書きをご紹介します。

今回書いたくすぐり小説はこちら

創作魔法のくすぐりおもちゃ屋さん『あかりや』
の『1品目 全自動くすぐりステータスチェッカー』

多少のネタバレを含むため、まずは作品からお楽しみください。

【執筆者の情報】

  • 1万字以上の文章を書く経験はあり
  • 小説を書く経験はなし
  • くすぐり小説はたまに読む程度です

ゼロからくすぐり小説を完成させるまでの手順

とりあえずテキストファイルを作成

wordを使う方、小説専用のエディタを使う方などさまざまかと思いますが、編集部では「サクラエディタ」。いわゆる「メモ帳」の高機能版で、ライターやプログラマーにも人気のソフトです。

書く内容を適当にメモする

「書きたいなぁ」と思ったものを書き出します。

2 メモ書き

人によっては、いきなり本文を書き出すこともあるかもしれませんね。

あくまでメモ書きのため、しっかり書く必要はありません。また、メモ書きと本番で内容が食い違っても問題ありません。

今回のメモはこのような感じになりました。

【テーマ】
さまざまな魔法でくすぐり

【舞台】
・創作魔法屋さん
昼間は女性用
夜間は男性用
・剣と魔法のファンタジー
・ステータス機能アリ
・貨幣:王国金貨、銀貨、銅貨

【キャラ】
・店主:女性
・店員:女性、サキュバス、使い魔、営業上手
・客:女性、戦士、経験無し、好奇心旺盛

【商品】
・全自動弱点チェッカー
Lite:主要部位のみ
Standard:全部位
Pro:詳細情報も
Pro Ecstasy:快楽責め
・【無料サービス】ステータス拡張(エロステータス追加)
・防音結界
・開発キット
・無限ローション
・マジックハンド
・エロステリセット(アフターケア)

【第一話購入】
・全自動弱点チェッカー Pro Ecs
・防音結界
(告)エロステリセット

【エロステータス】
身体図→タップで詳細

腋の下
脇腹
太もも
足裏
特殊技能
初期値は不明

【流れ】
導入部
客入店→店員登場→店主登場→おすすめ→ステータス開示→購入→

【文章】
客視点、第一人称
常体
見出しアリ

実際に書いてみると、メモと全く違う部分もたくさん出てきました。

書けるところから執筆して、後で間を補完する

いよいよ執筆です。

筆者は最初から順番に書こうとすると、すぐ詰まって筆が進まなくなるタイプです。

そのため、思いついたセリフや描写などを書き散らしてしまって、後からその間を埋めるように書きました。

【例えば】

1.書き始めは本当に雑ですが

腋の下 指

「あは くすぐったい」

 

2.間を埋めてあげればしっかりとした文章に

私は腋の下を指でくすぐられました。

「あっはっははははははは!!! くすぐったいぃぃっ!!」

 

3.自分の趣向を凝らして、もう少し書けば完成です。

腋の下を、指先でいたぶるようにネットリとくすぐられます。私は両手を上げていて、ちっとも抵抗できません。

「あっはっははははははは!!! くすぐったいぃぃっ!! 降ろさせてぇ!! 手降ろさせてぇえぇっへっへへへへへ!!?」

 

すべての作業のなかで、もっとも時間が掛かる部分だと思います。

文章を校正する

書き終わったら、誤字脱字のチェックをします。

筆者はwordの自動校正機能を使った後、目視校正を行っています。

wordの自動校正ツール

アップロードする

テキストをアップロードして作業完了。Pixivやなろう、自分のブログなど。場所は人それぞれです。

今回のくすぐり小説執筆者の覚え書き

くすぐり小説は時間が掛かる創作でした

今回のくすぐり小説の文字数と所要時間は以下のとおりです。

  • 文字数:21,000字ほど
  • 製作期間:2018/1/15~2018/2/23
  • 時間にすると:40~50時間ぐらい?
    (内訳)
    メモ書き:2時間ぐらい
    校正:10時間ぐらい
    文章執筆:その他全ての時間

30時間以上文章を書く時間があり、気分転換していても途中でダレてしまうことが。「書いていればいつか終わる」と思って頑張るしかありませんが……

タイピングはそう簡単に速くはならないため、効率化もなかなか難しいと感じました。

 

創作スタイルは人それぞれですが、「空いた時間にちょっと書いて公開しよう」というよりは、「こつこつ書いて作り上げていく」もしくは「休日をまるまる使っていっきに書き上げる」という、時間か体力をかなり使う創作だと思います。

モチベーションの低下で頓挫しないように、作品のボリュームにも気を遣ったほうが良いかもしれませんね。いきなり長編のようなものを書いてしまいましたが、最初は短編のほうが挫折しないかもしれません。

作者の特徴が色濃く出る、笑い声のバリエーション

くすぐり小説のなかで他の小説と明らかに違うのは、笑い声の存在でしょう。さまざまなバリエーションの笑い声があって、作者の『色』が出てくる部分だと感じました。

以下に、今回使った笑い声のパーツをまとめてあります。

これが全てではないと思います。自分が好きな作品の表現も参考にしてみてください。

◆AH

  • あはははは
  • いひひひひ
  • うふふふふ
  • えへへへへ
  • おほほほほ

 

笑い声の基本ですね。

 

◆HH(HYH)

  • ははははは(ひゃはははは)
  • ひひひひひ
  • ふふふふふ
  • へへへへへ
  • ほほほほほ

 

これもよくあると思います。

 

◆GH(GYH)

  • がはははは(ぎゃはははは)
  • ぎひひひひ
  • ぐふふふふ
  • げへへへへ
  • (ごほほほほ)

 

上2つよりもハードさが出ると思います。

 

◆感嘆符「!」「?」

  •  あはははは→あはははは!

 

笑い声に勢いが出ます。使用頻度の多い記号です。

 

◆促音「っ」

  • あはははは→あっはははは

 

◆伸ばし

  • あはははは→あーはははは

 

◆小文字

  • あはははは→ぁはははは

 

読みは変わりませんが、視覚的な影響があると思います。

伸ばし棒の代わりに小文字を使うのもありますね。

 

◆濁点

  • あはははは → あ゛はははは

 

が行を使わなくてもハードさが出る感じです。

 

◆3点リーダー「…」

  • あはははは→あはは……はは……

 

笑い声が弱くなります。

 

◆セリフ

  • やめて+えへへへへ→やめてえぇっへへへへ

 

これらの要素を組み合わせれば、色々なバリエーションの笑い声を作れます。

↓全てのパーツを盛り込んでみました↓

「あぁぁっははははははははははっ!! くすぐったひぃぃっひっひっひっひっひ!! ぃひ……ッ!!? いぎぃっひひひひ!!? 急に引っ掻かいちゃいやあ゛ぁぁっはっはっははははははは、ひゃぁーーっはははははははははははッ!!!!」

くすぐり小説の題材はアイデア次第。しかし、ライトノベルや漫画が参考になることも

ほとんどの場合、くすぐり創作は趣味で行っているはず。コンクールに出す予定などでなければ、題材は他の作品やメディアを参考にして良いと思います。

「こう書かなきゃ」というものはないため、自由に書くのが1番です。
(法律に違反しない、周囲から『悪質』と思われないなどは最低限守るべきところですが)

もちろん、自分でゼロからアイデアを出せるなら、それに越したことはありません。

なお、今回の作品は最近流行りの異世界ものから着想を得ています。

事前に文章のルールを知っておく必要はない?

作文の書き方は小学生の頃に習うものですが、くすぐり小説を書くまでにおさらいしておくと修正の手間が多少減るかもしれません。

ただし、最近ではルールが通用しないケースも増えているため、ガチガチに守る必要はないと思います。

【例えば】
本サイトおよび今回のくすぐり小説では、段落の変わり目で1文字分のスペースを空けていません。このルールは紙媒体文章のルールであり、WEB文章のルールではないためです。

_段落の変わり目で1文字分のスペースを空けるとは、この段落のような書き方です。

 

細かいことを考えすぎると文章を書き出せなくなってしまうため、ルールを何となく把握したら書き始めてしまいましょう。内容良ければ全て良しです。

最後に:皆さまの感想などお待ちしております

今回のレポートは、「文章を書くことは慣れているが、くすぐり小説を書いたことはない」という立場からお送りしています。

完全な執筆初心者というわけではありませんが、「初心者と経験者の中間」に位置し、二者のギャップを埋めやすい立場であると考えています。

「これからくすぐり小説を書いてみたい、けれど悩んでいることがある」

このような方は、ぜひともお気軽にコメント欄やお問い合わせフォームからご相談ください。

また、くすぐり小説経験者の方につきましても、初心者にたいする助言がございましたらご教示いただけましたら幸いです。

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